風 景

北海道


 積丹出岬灯台


   訪問日


 2016年 8月


詳 細


 北海道 積丹町にある灯台です。積丹半島 積丹岬の隣にある出岬に建っています。
 1965年(昭和40年)12月22日初点です。
 単閃白光 毎5秒に閃光、光度23万カンデラ、光達距離21.5海里(約40km)、
 塔高13.26m、灯火標高140.66mです。
 白地に赤横帯1本塗のコンクリート造です。

 積丹半島は北海道西部にある日本海に突き出た半島です。
 全長は30kmありますが、平地部は少なく急稜です。切立った崖の連続する複雑な海岸線の連続となっているので、
 景観に富み一帯が国定公園に指定されています。
 その反面、現在は海岸線を縫う様に国道が走っていますが1996年まで未開通区間があったほどの障害ともなっています。
 国道には岩盤をくり抜いたトンネルが多数あり、1996年に発生した「豊浜トンネル岩盤崩落事故」もこの区間で起きました。

 近辺は魚介類が豊富で、留萌などと同様にかつてはニシン漁で栄えました。
 現在でもヒラメやウニ、スケトウダラなどが名物となっています。
 一帯はソーラン節の発祥地でもあります。

 同じ積丹半島には風光明媚な観光地で有名の神威岬があります。
 前述の通り複雑な海岸線が続く為、岬が多く景観はとても素晴らしいです。
 交通の便は不便ですが、立ち寄ってみる価値は十分にあります。


行き方

 
 小樽市内より国道5号線を西へ。ニッカウヰスキーで有名な余市で国道229号線へ入ります。
 積丹岬の南側で海岸に出ますので、道道913号線を北上し、積丹岬キャンプ場付近で山の方に入ります。
 駐車場は広く無料です。






駐車場のすぐ上に分岐があります。
左に行くと海岸へ、右に行くと灯台です。
島武意海岸は「日本の渚100選」に選ばれています。








トンネル入り口。




結構長いトンネル。
照明はありません。




トンネルを出ると展望台があります。








全景。




北海道の日本海側は切立った崖や岩が多いです。




右側。




階段を下りると海岸へ行けます。




積丹ブルーの美しい海岸です。








この海岸への出入り口はこのトンネルしかありません。




トンネルを駐車場側に戻り灯台へ。
駐車場から徒歩15分程で見えてきます。








全景。












初点記念額。




タイル張りです。




小高い山の頂上にあるので周囲が開けています。




飛び出してるアンテナがこの灯台の特徴ですかね。




塔頂部が黒くなっています。
塗装が必要な劣化具合。




灯器。




緑とよく合う海岸。




こちらにも看板があります。












積丹岬DGPS局。
奥に見えるのは神威岬です。




神威岬




岬の先端に建っている神威岬灯台。




北海道ならでは。
結構な頻度で目撃されているようです。




駐車場より。






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